若い人のための洋楽ロック&ポップス名盤案内

やがて聴かれなくなるかもしれない'60~'80の海外ロックやポップスの傑作(個人的な意見)を紹介します。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

VOL.8 Pet Sounds The Beach Boys 1966

孤高の天才がありったけのアイデアと、 情熱を注いで作った早すぎた大傑作。 ペット・サウンズ/ビーチ・ボーイズ それまでのロックやポップスでは想像もできなかったアイデアが盛り込まれていながら、普遍的な魅力を持つ早すぎた大傑作だ。そして色々なエピ…

Vol.7 IV LED ZEPPELIN 1971

評論家やファンを黙らせ、 予想の斜め上をいったロックの金字塔。 IV/レッド・ツエッペリン 静と動、激しさと穏やかさが見事に編み込まれた壮麗なアルバムだ。ツエッペリン(以下、ゼップ)はハードロックのかたくななイメージを覆しただけでなく、ファンや…

Vol.6 Tapestry Carol King 1971

スタンダード級の名曲が揃った、 決して色褪せない私小説的作品。 つづれおり/キャロル・キング 15週全米1位を獲得しただけでなく、約6年も100位以内にチャートインし続けた色褪せない名盤。もし『つづれおり』が21世紀の今、新作として出たとしても、当時…

Vol.5 From Langley park to Memphis Prefab Sprout 1988

屈指のメロディメイカー率いる、 英国ロックの至宝が放った快心のヒット作。 ラングレーパークからの挨拶状/プリファブ・スプラウト 英国ロック、ポップの至宝と呼ばれるバンドのサードアルバムだ。代名詞的作品ではないが、全英トップ5に入ったヒット作で…